音楽と色彩〜調性と色彩の相関図〜

こんにちは。仲村真貴子です。

「色の話」は好きですね。

「何色が好き!」っていうよりも
色の話。(笑)

絵とか描けなくて、苦手だけど。
クーピーの60色持ってます。(笑)
「描くため」に使う訳ではないことを知ってたから
怒られたなぁ…(笑)

日本の色の名前に関する本を読んでみたり、
かつて流行ったゲルインクのペンを
全色買って全色使ってみたり。(笑)

今ならば、化粧品でしょうかね。

アディクションのアイシャドウとか。
全部うちにおいで!
とか言いたいけど。
もちろん観賞用です。(笑)
青系が、今は少ないなぁ…

音楽において「色彩」と言えば
「音色」と言われる通り
音質の種類もあるけれど。

その前に
「調性」かな?と思う。

例えば、
よく見るような色の相関図。
https://www.dic-color.com/knowledge/pccs.html

コレに当たるのが、
調性関係の相関図かな、と。
https://楽典.com/gakuten/godoken.html
(…わかりやすく図とか貼りたかったけど、
今回はリンクでお許しを。)

調性の話も小さい頃から割と好きで、
CMとか歌謡曲なんかが何調か?
なんて、よく考えていました。

そんな訳で、
それぞれの調に、
やっぱり「色」のイメージが
ある気がする。

ハ長調、
つまり調号が何もつかない調は
やっぱり「白」とか、
「無色透明」とか。

そこから大雑把に
♯系は暖色系。
♭系は寒色系。

長調も短調も、
調号が増えていくと
色の濃さや深みが増すイメージ。
色が重くなる、というか。

調性については
いろんな研究者が
いろんなイメージを出していて。

ことの発端は、
やっぱりバッハが平均律みたいなのを
書いたからかな?と。

その後、全24調を網羅するものとして、
ショパン、スクリャービンが
プレリュードを書いている。
あるいは、ショスタコーヴィチなんかも。

例えば、
モーツァルトが陰りのない天才で
純粋に感じられるのは、
「ハ長調」の曲が多くて、
名作が多いからかも知れません。
ピアノ協奏曲も、3曲。
ソナタなら4曲。
オペラも「コジ」、「後宮」、「ティート」。

一方で、その「ハ長調」に対して
あのスクリャービンは「赤」という
イメージを持っていたそう。
なかなか衝撃的ですね。
そしてスクリャービンと言えば
有名な「共感覚」の持ち主。
つまり、音と色が結びついて
見えたり、
聞こえたりするみたい。

調性と色彩の相関図を
網羅してみたいと思うなら、
次に演奏するべきは
ショパンとかスクリャービンの
「プレリュード」かなぁ。
相関図2周分。
大丈夫か??(笑)
あとは、「色」をテーマに
プログラムを作るとか??

「色」という、
ある意味感情がないものが
「音楽」と結びついたら
「音」も見えるし、
エモーショナルな部分も
出るかも知れない。
…出せたらいいな…
なんて思いつつ。

それでは、また!
仲村真貴子

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