2022年に

こんにちは。仲村真貴子です。

昨年はお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

…という挨拶もしないままに
早5日。

年末年始はかなり大規模な
「大掃除」に明け暮れていました。
珍しすぎて、大晦日に雪が降る始末。笑

もちろん
「汚いのが好き」というつもりは全くなくて
要するにズボラなんですね。

ただ、ここまで大掛かりなのは
かなりレア。
大体終わった、そろそろ弾く!
と思ったところで
本日は「替えたい」と思っていた
カーペットをネットでポチり、
謎の大掃除はまだ続きそうな気配です。

この大掛かりな「片付け」の
事の発端は「レコード」。

両親は合わせて200枚以上のレコードを
所有していたんですが
震災の影響でレコードのプレーヤーが大破し、
また当時レコードを置いていた
水戸の部屋も引き払いました。
途方に暮れたレコードたちを
処分しようか…
と思いつつ放置したまま月日は流れ…

ある時
「どんなのあるのかな?」
と思って見てみたら
「あれ?結構面白そうじゃない?」
となった訳です。

レコードは、
知ってはいるけど
馴染みはそれほどない世代。
却って新鮮にも思えて
興味が湧いてきた。

…ならば、
家で聞けるようにすればいいじゃない??

というところから
大騒動に。笑

プレーヤーは昨年2月に
勢いで購入したものの、
その後色々あって
全く「家の中」どころではなくなり、
その前に
置き場所と棚をどうしようか?
と言って、
探しまくってようやく棚を見つけたのが
10月。

年内にどうしても
棚を組み立てたかったのです。

「棚を組み立てる」

となったら、
場所が必要で
場所を作るために
片付けて、移動して、
あ、ここホコリヤバいね、
コレ捨てたいね…

という、
アレをするには
コレが必要で
コレをする前に
アレをやって…

みたいな。笑

もう連日筋肉痛のヘロヘロ。

棚を組み立てること自体は
割と好きで、
尚且つ達成感もスバラシかった訳ですが
棚を作って「終わり」だと
逆に大変なのが
現実。

片付け途中は
もう家に
強盗が入ったみたいになってました。笑

そろそろ弾きたいし、
レコード聞きたいしね!
という感じで、
大分先が見えつつも
キリがない、
先が見えてからがキツイ!!
という感じですね。

まぁよく頑張ったと思います。
人様にどう思われるか?よりも
自分が動いて
やらないよりもずっといい!!
と思えることが大事ですね。
悟りの境地。笑
カーペットも随分調べて迷いましたが
「決めたことが正解!」
という訳で、楽しみです。

「正解が存在しないものに
答えを出すこと。」

片付けもそう。
買い物もそう。

音楽も、人生も、然り。

昨年は祖母と叔母が
立て続けに亡くなり、
なかなか大変な年でした。

私自身がものすごく大変で…
というよりも
やっぱり家族のことは大変。
家族が大変だと大変…
という感じかな。

同時に今まで疎遠だった親戚と
急に係るようになったり、
リモートだからこそ
遠方の親戚と頻繁に接することができたり
非常に不思議な感覚もありました。

母方父型の両親戚と
一気に相対すると
「家系図」みたいなものが
リアルに目の前に現れる感覚がある。

「自分のルーツを探る」

そんな意味で
貴重な時間だった。

「自分を掘り下げる」みたいな意味で
コロナ的隠居生活は
ある意味快適で、
「暇を持て余すこと」が
そもそもあんまりないのが
音楽家のいいところかもしれない。笑

「片付け!」ってなったら
片付けばっかりだし、
「弾く!」ってなったら
弾いてばっかりだし、
この「ばっかり喰い」精神は
どうにかならないものか?!
とも新年早々に思いつつ、

今やりたいことは
「今」やる。

という、
いつまで続くのかわからない行動力を
ひとまず褒めることにしたいと思います。

実は年末年始って苦手で、
特に年明け…
年が「明けてしまった」みたいな
罪悪感を持つことが多いのですが
おかげさまで元気です。
いつまで続くがわからないけど。
その感覚も、
同じく「片付ける」としましょう。笑

本年も
素晴らしい年となりますように。

それでは、また!
仲村真貴子

追伸:
今年の抱負は
「夜2時までになること」
かなぁ。
1月1日に早々に破ったけど。笑