薬指と禁酒

こんばんは。仲村真貴子です。

今現在、薬指の調子がいまひとつ…。

昨年8月末に、「木枯らし」を急ピッチでさらったのが原因です。

エチュードと言えば、やっぱりそれなりにバリっと弾きたくて、その緊張感とか、ある種のスリルは嫌いではないけれど。うまく行くときは、それなりに計画的にさらっているし、レッスンとか本番で少しずつ調子を上げることが出来ているのだと思います。

それが原因のひとつ。

もうひとつは、薬指。

急ピッチでさらうプレッシャーに加えて、すでにこのとき薬指の調子があまりよくなかった。無理して、気付いていないふりをしていたけど…。何か、今までの指使いだと、弾きにくいか、上手く行かない。動きにくい。こんなに指使いに神経質になった記憶はなく、それがまた焦りにもつながり…こんなハズじゃなかったんだけどなぁ、と。弾けないほど痛い訳でもないし…というところが、返って不安だったりもする。まぁ年を取ったということでしょう。(苦笑)

元を辿ると、両手薬指。突き指しているんですよね…。

初めは左手、そのあと右手は多分2回。

加えて小指が極端に短い私は、薬指にどうしても負担がかかる…。

やらかしたのは、休み時間のボール遊びと授業のバスケットボール。

ピアノやっているけど、突き指してしまった子がいたら、声を大にして言いたい。
「突き指してしまったら、ちゃんと治して!!!」

ピアノやっているから、ボールは使いません!と言えるなら、それもアリかもしれない。ただ、怪我をする原因はボールだけではない訳で、もしも怪我をしたり、傷めてしまったり…病気なんかもそうかな。治るまで練習は休んで…。

私の薬指の遠因はここにアリ。

突き指しても、特にちゃんと休んだ記憶はなく、誤魔化して弾いていましたね…。「怪我をしてでも弾きたかった。」と言えば美談だけれど、どちらかと言えば休むのが怖かったんだと思う。。怒られたり、休んだり…何か面倒だったし、そんなときに限って本番前だったりするし(笑)、 学校のことも、ちゃんとやりたいタイプだったし 。怪我をした自分が悪い訳で、まぁ我慢すればいいかな?みたいな。しかも突き指は骨折と違って「無理をすれば弾けてしまう」ところが、タチが悪い。とても。

そんな訳で、今日、ご紹介頂いた治療院へ。

いわゆるカイロプラクティックに近いと思うのですが、骨格の歪みを微調整して解決するようなもの。でも、カイロのようにバキバキやる感じでもなく、結構短時間で平和です。(笑)やはり薬指の状態はあまりよくないらしく、原因はこの突き指と練習による酷使と、あと頚椎。これはスマホゲームのやりすぎかな。

施術を終えて、次回の予約をしたところで。

「今日、お酒は控えてくださいね。」

……。

……えっ!!??

その覚悟はしていなかった…。

「突き指をちゃんと治さないと、禁酒することになるので、みなさんちゃんと治してくださいね!!!」

なーんちゃって。

それでは、また!
仲村真貴子