演奏会で「聴く」もの

こんばんは。仲村真貴子です。

ここ数日、立て続けに演奏会に出かけています。

2日前位には、同級生の大舞台。
今日は師匠の演奏会。
多分、明日も。
…ついでに、合間にサッカー観たり、夜中にテニス観てしまったり、ミサ・ソレムニス弾いたり、ちょっぴり刺激的。

さて。

「人は、演奏会に『何を』聴きにくるのか。」

師匠の演奏会の間に、ふとそんなことがよぎりました。

先生、物腰がやわらかい、と思いきや、ブラックな冗談とか、笑いながら平気でヤバイことを言っちゃう感じだけども。(多分、名語録ができると思う。。)

いい意味で、やっぱりストイックなところとか、こだわりが「演奏の中で」見えてくる。…物腰のやわらかさは、ポーズかい…。(苦笑)
自分とは違う「こだわり」はあるけれど、それにも寛容なのは先生の人柄だと思う。門下に「門下っぽさ」がなくて、演奏のスタイルから、選曲から、結構バラバラだったのは気楽だった…。
あと、今日気付いたのは、頭脳の明晰さ。あの、いい曲だけどたいっっへんなシュトラウスを、整理して弾いてしまう感じね。そうだよねー、アタマいいよねー。(笑)

…あ、演奏を通して、要するに「師匠」を観ているワケね…。

演奏者が思う、作曲家の姿とか、
演奏者にとって大事にしているものとか、
演奏者の生き様とか。
…その人の、「世界観」みたいな、モノ??

演奏とは「その人そのもの」とよく言うけど、そのことをぼんやりと実感する演奏会でした。

後ろで聴いていた現役の学生が、
「多分、先生に見捨てられたら、本当に何も言ってくれなくなると思う。
一回、本気で怒ってるのを見たことがあって、その後のレッスン、どうしていいかわからなかった。本気で怒ると、本当に怖い。見捨てられたら、もっと怖いと思う…。」

…幸いにも、その経験はないけれど。
その分析は、正しいと思うゾ。
あっ、実は見捨てられていたか?!(笑)

ちなみに。
「スター・ウォーズ」がお好きなようです。

それでは、また!
仲村真貴子

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