夏の思い出

こんにちは。仲村真貴子です。

なつがく〜れば おもいだす〜

…のは、
やっぱりコンクールか、受験か。
器用さと時間との戦いかぁ…。

…なんて思っていたら、
「夏フェス」特集の映像が流れてきた。

いわゆる「夏フェス」に参加したことは
ないけれど、
「夏の野外コンサート」、通称夏コンは
たくさんの経験と思い出がある。

夏っぽいイメージの「ゆず」は
昨年、ひょんなことからライヴに。
人がたくさんいるのに、
ストレスゼロなライヴだった。
手首を痛めていたから、
名物のタンバリンやタオマフはおろか、
友人にも手を振れないのは、キツかった。(笑)

「X JAPAN」は、
激しいよりも美しい。
生でも録音でも変わらないようなクオリティは
クラシックにも近いかもしれない。
…とか言いながら、
Xジャンプのせいでサンダルを壊した。(笑)

レビューっぽいコメントはいいとして。

まぁ、やっぱりSMAPである。

東京ドームの最後部…と言うより「最上部」、
人読んで「まめっぷ・ごまっぷ」からスタートした
私のSMAP遍歴の最後は札幌だった。

都内近隣のスタジアムのあちこち、
夏はジュースを凍らせて持参したり、
天気を心配したり、
国立競技場のアリーナも経験、
福岡にも遠征に出掛けた。
夏休み最後の日に、
帰ってきてから作文を書いた(笑)とか、
札幌のファイナルにどうしても行きたくて
レッスンを休ませて頂いた!とか。
後日、お詫びにレッスン室に
「白い恋人」を置いておいた。

…思い出話は、尽きない。

最初の「まめっぷ・ごまっぷ」は、
本人たちがどうの…と言う距離では全然なく、
ひたすら5万人のペンライトが衝撃だった。
後日、余韻に浸ったつもりで
家で1人で電気を消してペンライトを点けても、
別に楽しくなかったのも、衝撃だった。

昨日、CDの話をしていて、
ある先生が
「自分のCDと、
同じプログラムの演奏会のライヴ録音があるけど
今聴いてみると
何でライヴをCDにしなかったんだろう…と思う。
全然違う。」
と仰っていた。

レコーディングをCDにしたい気持ちは、
私も何となくわかる。
ミスが気になるし、
クオリティにこだわりたくなるから。

これが、SMAPのコンサート。
歌詞飛ばしたり、出落ちしたりすると
盛り上がるのよ。(笑)

「あ、本人だ!」
みたいな。

失敗を笑う…と言う意味ではない。
その場限りの、
その瞬間にしかないものを
目撃するから。
「あぁ、口パクじゃなかったんだ。」
とかね。(笑)

そこそこミーハーだったので(笑)、
番組観覧なんかも行ったことがあるけれど。
まめっぷ・ごまっぷでもいいから、
私はライヴの方が好きだった。
顔がお互いに認識できるほどの至近距離なのに
テレビの収録は
明らかに相容れないような「壁」が存在する。
それは、結構窮屈だった。

SMAPのコンサートは、
行くとかなりヘロヘロになる。(笑)
単に人が多くて疲れるから…ではなくて
かなりインテンシヴなものだから。
現実なのに「非現実」のような異空間と、
「プロ根性」みたいなものには
こっちも着いて行くのに、必死。

…結果、
忘れたくない瞬間なのに
何にも覚えていない…みたいな症状が出る。
自分の本番後と、結構近い。

人間の本気具合って、スゴイな…とか、
楽しみなものが、
始まった瞬間から終わりに近づいて行くことの
切なさとか、
謎なものを感じる境地になるらしい…
とか言ってみる。

ないものをねだるよりも、
その「時間」が、本当にあったんだから、
いいんじゃない??

…と思いつつ。

それよりも。

もしかしたら、
本能的に「熱狂するもの」に
少々飢えているのかもしれない。

別に人混みが好きな訳ではないし、
どちらかといえば
1人の時間、
ボーッとする時間は譲れない。

けれど、
家でXジャンプをしても、
ペンライトを振ってみても、
大して楽しくないのも、事実。
その瞬間、
その場所に介する「エネルギー」とは、
計り知れないものがあることに、気付く。

でも。

やっぱりちょっと若かったよね!!
…とかも、思ったりするよ!!
正直。(笑)

今年の暑い夏は、まだ始まったばかりな気がしてる。
素敵な夏を。

それでは、また!
仲村真貴子

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