11月22日 リサイタルに寄せて 〜その17 「日本代表とMr.Children」〜

こんにちは。仲村真貴子です。

…リサイタルについて書くはずが、「日本代表とMr.Children」って。(笑)
大丈夫だろうか。。。

このところ、書いて→弾いて→パソコンと格闘して…みたいな生活をしている。大夜行性生活を改善しようと試みるも、どうしても早起きは苦手。でも、明け方に寝て、昼過ぎに起きることはさすがになくなってきた。お酒も何となく飲んでいないし、本番前ダイエットとでもいうべきか、多分体重はちょっと減ってるはず。本番前は太るのが常だけど、例外かもしれない。

さて、このタイミングで図書館から予約の本が届いた。
・心を強くする「世界一のメンタル」50のルール
・蜜蜂と遠雷
・日本代表とMr.Children

(笑)

どういう訳か、買ってしまった本は読まずに終わることが多いから、気になる本は図書館で予約して届くのを楽しみに待っている。期限があるとやり遂げる、みたいな自分の習性を利用しているようにも思う。「いつでもできる」と思うと、「やらずに終わる」っていう。

…それにしてもこの本たち、今の私の心理状態を表すのにピッタリだと思う。我ながら、ちょっとウケる。さすが、リサイタルに「心理状態」という副題がついたものを演奏するだけのことは、あると思う。(笑)「蜜蜂と遠雷」は、本番前のちょっとピリピリした今現在には生々しいから、ちょっと後に回そうかしら。

「心を強くする「世界一のメンタル」50のルール」は、大坂なおみの元コーチ、サーシャ・バインの本。
「日本代表とMr.Children」は、文字通りサッカー日本代表とミスチルを考察した本。

「心理状態」、もとい「精神状態」は、特に本番前には過敏になる。
元々私は、メンタルトレーニングとかルーティーンと言った類のことには懐疑的だった。「そんなものに頼らなくても、やっていける!」と思いたかった部分もあるだろうし、怪しいもの…と思っていた節もある。

でも。
直接的に「本番で失敗したこと」が原因で、入試に二度ほど失敗している。
注釈を加えるなら、1回目と2回目の「2回」ではなくて、「3回目と4回目」の「2回」。(笑)

…さすがにヤバいと思った。
入試に受からないことがヤバイ、というよりも、自分が「大事!」と思う本番で失敗したり、調子が合わないのは問題だと思ったから。

天気のせい!とか、方角が悪い…とか思ったこともあるけれど、結局解決できるのは「自分自身」だから。そんな訳で、図書館でメントレ関連の本を読み漁って試していた。

その甲斐もあって、やっと合格した。
5回目で。(笑)

本の中には、「長谷部がロッカールームにミスチルの歌詞の一部を書いた」なんていう有名なエピソードも登場しますが、実際近いことを自分もやっていますね。
ミスチルの歌詞を書く、あるいは唱えるのは、自分なら本番直前よりも今くらいの時期の方が効果がある気がする。「もう一回、もう一回…」って、何回書くんだ?みたいな間に、結構落ち着くものです。(笑)
ちなみに、本番前に意識する歌詞はSMAPと浜崎あゆみの一部です。
これも、自分で試して決めて、ルーティーン化しています。

…ミスチルについての考察にするつもりが、書き始めたらメントレの話に。
確かに、ミスチルの歌詞やメッセージ性は自己啓発的なものと相性が良い側面はあるけれど、それはさておきミスチルの一考察は次回にでも。

メントレとか、ルーティーンとか。
侮るなかれ!です。

それでは、また!

仲村真貴子
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