本番を終えて。

こんばんは。仲村真貴子です。

昨日3月9日のカフェギャラリー・シャインさんでの演奏会にお越しくださった皆様、ありがとうございました。

企画・構成、演奏以外の面での準備も含めて、共演者の飯田ありさちゃんに、この場を借りて感謝を。ありがとうございました。

音楽家はなぜ、演奏会をするのか。
何のために演奏するのか。

以前どこかで、サッカーの元日本代表監督の岡田武史さんが「監督なんてうまくいかないことの方が多い。でも、たまにポンっとうまくいくことがあると、味をしめてやめられなくなる。」というようなことを仰っていた記憶があるのですが。

音楽家も、似たようなところがあるかな、と。
いつも舞台でうまくいかない…というよりは、たまに得られる「エクスタシー」に魅せられて、それがまた欲しくて、その先に何があるかを見たくて、それをできれば他の人にも感じて欲しくて。

でも、「エクスタシー」を得られるのは「毎回」ではないし、ましてや大量生産できるものでもない。

本番がないと不安で生きている気がしなくて、とにかく本番を…と焦って思っていたけど、そうすると求める「エクスタシー」からは遠ざかっていくような…。最近はちょっと、そんなようなことを感じていました。

…まぁ、しばらく本番がない言い訳かもしれないけど(笑)
じっくり「エクスタシー」を求められることに、少しホッとしているかもしれません。

予想外のご褒美は、ゆずのコンサートのチケットと、ラストワンプレーで追いついた、マリノスの試合。

何が起こるかわからないもの
非日常
異空間
ひたむきさ

「怖いもの見たさ」と言ったら、いたずら好きの小さい子のようだけど、そんなものを求めるから、そういう場所に足を運ぶし、自分からそういう空間や「瞬間」を作りたい、と思うのでしょう。

まぁ、音楽家なんて、音出して終わりだけど。
見えないし。
その後のビールも、飲んだら終わりだし。(笑)

でも、その「瞬間」に、いつも「なにか」がちゃんとありますように。

仲村真貴子