2020年 大晦日に

こんにちは。仲村真貴子です。

「大晦日」という実感はありませんが
家で映画を見たり、
メトのオペラ「トスカ」を見て
久々にパヴァロッティに酔いしれたり
のんびり過ごしております。

今年は
「CD制作」がなんといっても大きく、
アップダウンの激しい、
でも様々な「人生初」を
経験した年でした。

海に潜ってみたりとか。

今年ほど「弾かなかった」年は
ないと思いますが、
正直弾かないのってある意味
気楽なのも実感…。笑

…というよりも、
仕事や義務みたいなルーティーンとして、
ではなくて
「命を燃やす」みたいな、
「生」と「死」が
非常に近い感覚で共存するもの。

それが、
私にとっての「音楽」かもしれません。

「相反するものの融合」
というか、
バランスを取るのともちょっと違う、
対極にあるものを
行きつ戻りつしながら
「いいところ」を探していくような
そんな感じがします。
来年は多分もうちょっと弾くかな。笑

一つの演奏会から、
出来上がったCDを通じて
新しい繋がりができたことを
感謝しております。

最後に、
クリスマスに届いたPistoriusからの
何か力が入ったメッセージを
勝手に引用して
2020年最後のBlogとします。

どうぞよいお年をお迎えください。

“…trotz der verrückten Situation mit Corona,
das muss doch besser werden!”
(…このクレイジーな状況でも元気であるように、
でもまたよくならないとね!)

仲村真貴子

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