こんにちは。仲村真貴子です。
…と、いう訳で。
冷やし中華、始めました。
…じゃなかった。
「録音、始めました。」
ここに至るまで
長かったぜ。長すぎだぜ!!
というか、
長過ぎに対する反省しかない訳ですが
いい気分ではあります。
少しだけ、ね。
さて、
「録音」というか
YouTubeにアップするような動画を
作るには…
機材のセッティング・ソフトの起動
↓
演奏・収録
↓
カット・編集
↓
音源の書き出し
↓
画像・サムネイルの作成←今ココ!!
↓
音源と画像の合成・編集
↓
書き出し・アップロード
…と、大体こんな流れになる訳ですが。
「え??これだけなのに
ナゼにそんなに大騒ぎ?!」
…とか思うんだけれど。笑
いざ、録音しよう!
と思ったのに
やっぱりマイクが接続できていなくて
「どうしよう…」
と思いながら。
「一度できたことは、
二度できるはずだ!!」
という精神論に走ってみたり、
「そうだ!!
録音と再生の、切り替えるモードがあったはず!」
と、気付いて対処できたら
赤飯を炊いて祝いたい気分になったり。
そこそこ
「まぁ。こんな感じかな?」
という演奏ができたら
「今やるべきことは
冷蔵庫を開けて
ビール瓶の栓を抜くこと!!!」
という気分になったり。
いちいち一喜一憂しております。笑
メンドクサイ位に。
…けれど、
少し楽しくなってきたのも、事実。
自分ができなかったことが
出来る様になる!というのは
やっぱり楽しいのかもしれない。
まぁ、その分ビール美味しいですからね。笑
特に、意外と楽しかったのが
「編集」。
しかも「音源」の。
そう言えば
CD制作の時も
リサイタルそのものに加えて
この「編集の過程」から
得るものが非常に多かったことを
思い出しました。久々に。
自分で自分の演奏を聴くのって
なかなか大変なんですよ。笑
「うわ。ヘッタくそ。」
とか思ったり。
ミスばっかり気になったり。
昨今よく耳にする
「自分と向き合うこと」の
難しさの現れ…と言えるかも。
でも。
CD制作の過程で自分の録音を
度々聞き直して思ったことは
「もう少しざっくり捉えて」
どう聴こえるのか?
ということ。
別に、ミスなんて
聴かなくても最初からわかるんですよ。笑
ミスしたの、自分だし。
けれど、
意外と思ったよりミスが気にならない…
と思うことも、多いんです。
コレ、不思議現象。
開き直り、とかじゃないですよ。笑
それに、ある面でミスは録音技術で
修正可能。
だから、ミスがあった方が
ある意味ではリアリティがあるのかも。
問題はそこではなくて
単純なミスよりも
「他に大事な何か」がある、
ということ。
ひとつは「流れ」。
これが録音だと
かなりシビアで。
「流れ」ってなんとも曖昧なんですが
流れが悪いのって聴けないし、
心地よい流れを作るのって難しいんです。
理由としては
響きを体感として感じられない、というのもある。
響きが助けてくれないんですね。
コンサートホールのライヴと
一番差が大きいところかもしれない。
言い換えれば
練習の時に条件の悪い場所での録音は
勉強になる。
そこで上手くいっていたら、
おそらく上手くいくはずですね。
「録音」と言っても
自分の勉強するための録音と、
いわゆる作品や商品にする場合の録音は
また違うのも事実。
今回は
自分の力量、とは別に
ちょっと音が直接的すぎる…
と思いました。
マイクの場所が近すぎるのかも。
なので。
試しにリバーブを追加。
例えば料理をするとき。
ジャガイモ、にんじん、玉ねぎが
無農薬で美味しかったら
幸せですよね。
けれど、
茹でただけで十分か?と言ったら
うーん…という感じ。
食べられる、美味しい。
だけど、、、
そこで塩を足したり
バターをのせてみたり。
しますよね?
その、塩とかバターにあたるのが
「リバーブ」とか
音を加工する編集作業なのかな、と。
場所の条件が第一、
私も最初は音を加工するつもりはなかったけど
これはこれで
本当に勉強になりました。
世の音源がどんな風にできているのか、
数値で見える残響、効果と自分の体感、
自分が「どんな音が欲しいのか?」という
イメージや欲求。
この辺りが
非常にハッキリするように思います。
…そうすると、
弾く時に
自分の音やイメージが
また違って感じられる。
ハァ〜。これ、おもしろい!
という感じです。
めちゃ大変だけども。笑
リバーブについては
本を参考にしたり
ネットの講座を参考にしました。
ソフトの使い方ひとつ取っても
講座なしには何もできなかった。
無料で手に入る情報も多いけど
価値あるものとは「投資」…
なんて思いも。
新しいことを始めるのは
なかなかに大変なこと。
最初から上手く行かないし
ケーブルの抜き差しだけで1日を終えた時は
マジでアホかと思いましたが…
少しずつ山を越え谷を越えてくると
違う景色が見えるモンですね。
飽きないもの、
飽きないやり方を見つけるのが大切!
なんて思いながら、
それよりも大事なのは
「感じる」を鍛えること。
自分の「感じていること」に気付くと
答えがないものに対して
対処法とか
自分なりの「答え」を
出せるようになる気がするな。
それでは、また!
仲村真貴子
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