ぴあののはじめかた4

こんにちは。仲村真貴子です。

…小さい頃のピアノ、と言えば。

やっぱり「発表会」ですよね。

ドキドキした!
真っ白になっちゃった!!
親子共々大変だった!!!

などなど、様々な思い出があるはず。

私もやっぱり「発表会」の経験は、あります。
それなりに。

でも、
習い事として「カワイイ」感じのは
最初の1、2回…1回位かな。笑

いわゆるお教室の発表会は
合計7回。
その、当時芸大の大学院の学生だった先生に
お世話になった期間と同じ。

現在に至るまでいろんな先生のレッスンを
受けたけど。
大体7年サイクル位。

特に物心ついてからは
先生とかレッスン、というよりも
まず「人」に慣れるのに
お互いに3ヶ月〜半年位かかるはず。
個人的に、一番「いい時期」と感じるのは
3年〜5年位。
その辺りを過ぎると
お互いちょっとマンネリ化っていうか
ペースも性格もお互いにわかりすぎてしまって
言うべきことが言えなくなったり、
ちょっと馴れ合いすぎるかな?と思うのが
経験上の感覚です。
お互いに求めるものも、
だんだん変わってくるしね。

先生と生徒という関係のみならず、
「人」との付き合いも、そういうもの。
付かず離れず、いい関係が続く時もあれば
次第に疎遠になることもあり…
まぁそういうもの、かも知れません。

さて、
ちょっとピアニストっぽい
「変態的特性」と言えば。

「今まで本番で弾いた曲が
何だったか覚えていること」

その曲をすぐに弾けるか?
と言ったら、
やっぱり練習が必要で今すぐは無理ですが…

  • どこで
  • いつ頃
  • 何の本番で
  • 何を弾いたのか

…この辺りは、
ほぼ覚えていると思います。
高校の時の学内の3分試験ですら
結構覚えていますね。

先日、とある元サッカー選手が
「自身の全ゴールを覚えている」
と言っていて。
その感覚は、何となくわかります。

…そんな訳で。

発表会全記録

…いわゆる「ピアノの発表会」、
水戸でのお教室での発表会に限定しますが
全記録を。

「ピアノの発表会」と言えば
毎年5月〜7月の時期で、
ちょうど懐かしく思い出すところです。

ちなみに、
その後の「発表会」という経験は
例えばコンクールや受験の練習のためだったり、
お偉い先生方の勉強会だったり、
目的とカタチを変えて行ったのでした。

準備し始める、曲を決めるのが
大体3〜4ヶ月くらい前で
今思えば要するに春休み頃。
2ヶ月前には
「暗譜で結構弾けてないとマズイ…」
って感じだったので、
ハイパー真面目だったのかもしれない。笑

「発表会」っていうのは
いつものレッスンの曲よりも
ちょっと難しい曲を
じっくり取り組む

っていうのが目的だったので…

それにしても。
結構難しいの弾いてないか?!笑

  • 4歳(年中さん)
    バルトーク:

    「子供のために」から1、2、5

記念すべき人生初舞台は「バルトーク」。
…え??誰???
って感じでしたが。笑

うちでは
「バルちゃん」
って言ってました。笑

2月に新しい先生に変わって
6月に発表会!っていうのは
結構ギリギリなんですが…

怖いもの知らずのまきこさん。

ゴリ押ししたんだそうです。笑

ドレスは赤いレース仕立てで
母方の祖母が縫ったもの。
以降、ドレスはたくさん作ってもらいました。

それと、
小指が超短いのは相変わらずで
7度(ド〜シ)がギリギリだった思い出。

  • 5歳(年長さん)
    カバレフスキー:
    ロシア民謡の主題による変奏曲
    ロンド・トッカータ

…え??
発表会2度目にして、2曲?!笑
って、コレ。結構長いじゃん。

実はこの回はほろ苦き思い出で
失敗してるんです。
ヴァリエーションの1つ目で
何か間違えた、
ちょっとつまずいた…みたいな感じで。
いつもより少し速く弾いちゃったのと
本番前に舞台袖でお喋りしすぎたかも…

それを人は
「緊張」
と呼ぶのでしょうね。

演奏後に自分も何となく不満だったのと
先生と親の顔が冴えなくて
何か残念で…
その日の明け方に目が覚めて
「今から失敗したところ、練習する!」
って言った覚えが。

「本番は終わっちゃったんだし
本番で上手くいかなかったら
今練習しても意味がないでしょ。」

と、真っ当なかーちゃんのお言葉が。
そうねー、
でもちょっと慰めて欲しかったかもしれないし、
もしかしたら練習不足だったのかもしれないし。
ちょっと曲が難しかったのかな…
っていうのは悔しいけど。

でも。
難しくないか?!笑

ドレスは白地(生成り)に黄色いリボンの
エプロンドレスでした。

追記:
2回目の発表会は「失敗だった」って話を
さっき母にしたら…
「えー??そうだっけ??」
って言ってました。笑
そんなモンみたいですね。
まぁ、最初の頃って
ちょっと間違えただけで大惨事!
とか思うし、
今だったらちょっと間違えてどうこう…
っていうのは、ないもんね。
間違うこと、ミスの善し悪し、
というよりも
やっぱりその段階で
求めるもの、大事なもの、
その感覚が変わってくるんだろうなぁ…
という、実感。

  • 6歳(小学校1年)
    ハチャトリアン:
    「少年時代の画集」から6曲

…知らん名前の作曲家シリーズ。笑

この頃は譜読みの力を鍛える目的もあって
割と近・現代の作品をよく弾いていました。
バルトーク、カバレフスキー、
ハチャトリアンはいずれも近代。
譜読みは大変でとっつきにくいけど
弾いたら
「わー!!難しそう!!」
みたいな感じになるから、
お得感もあったし。(…雑な感想。笑)

…というか、
そろそろ知ってる曲が弾きたいぜ!
と思って、ある曲をリクエストして
却下されたんですね。

「まだ早すぎる!」

ってことで。

レッスンではブルクミュラー終わって
ソナチネ…とかやってたかな。
あんまり数はやってないけど。
練習曲は…私、
そんなに運動神経が良くなくて
指がすっごく動く!って訳ではなかったので
かなりたくさんやってます。

バイエル下巻の後に
ABC、ラジリテーとかやって
その他ベルティーニ、
ツェルニーの小さな手のための、
左手のための…とか
ちょこちょこやりつつ
ツェルニー30番やったかな?という感じ。

あと、バッハ。
アンナ・マグダレーナに始まり、
ピュイグ=ロジェ教本
(…バッハより前の時代の曲が多い)
なんかをやったり…
そこから小プレリュードとフーガとか
小さいバッハの曲を結構たくさんやって
インベンションに入ったかな…
位の感じが小学校1年生前後位だと思うな。

小プレリュードとフーガ、
超いい曲。今でも大好き。

ドレスは白とピンクの
大きめの花柄で、ばーちゃん作。
やっぱりおばあちゃんが作った方が
勝率が高い!!
という訳で、
多分前の年のリベンジしたかったんだろうな…

…続きはまた!!!
ネタが尽きない。笑
それでは!

仲村真貴子