今日はソプラノ・三縄みどり先生のお宅へ、レッスンでピアノを弾きに。
高校生のときに、高校の先生からロッシーニの歌曲の演奏会の招待券を頂いて、
「三縄みどりさん、素敵だったね!!」
と言いながら帰ったのを、今でもよく覚えています。
三縄みどり「さん」とは恐れ多い…。
大学3年のときに仲良しの歌科の友達が三縄先生の門下だったことから、以来10年ほどのお付き合い。つくづく、ご縁とは不思議なものです。
さて、今年も受験シーズン。まだ他人事とは思えない生々しさを感じています。
三縄先生のレッスンでいつも思うのは、いいテクニックを身につけることの貴重さ、大変さ、素晴らしさ。いいテクニックとは、技術をひけらかすことではなくて、いい声や音を出すのに必要不可欠なもの。そんな話を、ドイツでも大先生Ramirezとよくしていました。たまに触れるドイツ語にテンションが上がったり、実はあまりよく知らない世界である日本歌曲を勉強させて頂いたり、本当に実りのある素敵な時間となっています。
伸び盛りの受験生たちに、陰ながらエールを。
体に気をつけて、ひとつひとつ丁寧に頑張って欲しいな、と思っています。
仲村真貴子
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