「高いところ」から、何を見る?

こんにちは。仲村真貴子です。

ナントカと煙は、高いところが好き…

「ナントカ」である私。
この言葉、知らなかった。笑

…と言う訳で、
先日「東京スカイツリー」に。

8周年記念ということで
今なら半額!!

都営地下鉄のワンデーパス、
500円で一日乗り放題、
ソラマチでお蕎麦とお寿司を頂き、
帰りは知り合いの画家の個展へ、
そしてシュークリームと
プリンを買って帰宅…
という、
ミーハーかつ充実の1日。

天気は曇り、
しかし、
そんなの気にしなーい。

行くことに意義あり!です。

秘かな心配事は、エレベーター。

耳がヘンになると、
ちょっと辛いんですよね。
それと、
高速エレベーターは
ちょっと怖いかなぁ…とか。

でも、もしやコレが
最先端技術?!

それほど耳もヘンにならず、
変な揺れもなくて
あんまり怖くない。
しかも50秒くらいで
地上340メートル位まで到達。
エレベーターの中も、
装飾や工夫が施されていて、
ちょっとステキ。

展望デッキも数カ所あって、
スロープで歩けたり、
ガラスの床で下が見えたり。
いろいろな工夫があって
ノーストレス。
楽しかったです。

天気は曇り。笑
富士山なんかは
全然見えなかったのですが。
いちばん上の展望デッキに行った時は
雲に近づいたような感覚がありました。

「高いところが、好きか?」

と訊かれると、
うーん、どうかなぁ?と思いつつ。

街の観光名所の「高い所」には
かなり登っていて…

サグラダ・ファミリアとか
ドゥオモならミラノとフィレンツェ、
ケルンとストラスブールの大聖堂。
パリのエッフェル塔は
「歩いて、階段で昇りたい」という
謎の愚行。笑
多分、ワインちょっと飲んで
気分が良かったんでしょうね…。

まぁ、やっぱり
「ナントカ」は
高いところが好きなのかもしれない。

高みを求める、その達成感とやらは
無意識に欲しているんでしょう。
おそらく。

…と、言うよりも。

それよりも興味があるのは、
「何が」
「どう見えるか」。

曇っていたので
富士山は想像力でカバーなんですが、
やっぱり高いところから眺めると
遠くまで見えるし、
全体が見渡せる。
「あんなところに、
あんなものがある」とか、
「あそことあそこは
意外と近いね」とか。

「真下」を見えると
高さを感じて怖いけど、
「遠く」を見ると
なぜかそうでもないなぁ…とかね。

帰り道では
「あの建物、さっき上から見えたね」
なんてものも。

…いわゆる
「視点の変化」
ってヤツですね。

物理的に、
自分の目線が違うから。
「高いところ」に
昇りたくなるのは
違う視点でモノを見たい、
というか
そのことを実感したいような
気がする。

普段、
どちらかといえば
細かいことが気になるし、
結構気にするタチ。
けれど、
「木を見て、森を見ず」
なんて言葉もある訳で。

「高いところ」と
「低いところ」
「近いところ」と
「遠いところ」。

相反する2つのものの間を、
行きつ戻りつしながら
自分なりの
「モノの見方」とか
「感覚」っつーモノを
深めてゆくのでしょう。
優劣とか、
善悪ではなく、ね。

…とか言ってみる。

バカと煙は
高いところが好き…

かもしれないけど。

高いところに行ってみたいなら
行ってみたらいいんじゃない?

というのが、私の持論。

いいものがあるかもしれないし、
何にもないかもしれないけど。

行ってみないと
わからないこと。

…それもいいと思うんだよねー。

それでは、また!
仲村真貴子

追伸:
フランクフルトにある
日本総領事館は
高層ビルの、確か35?36階に
あるのですが。
見晴らしが良すぎて
ボーッとしてしまい、
「…何しに来たんですか?」
と、笑われた思い出。笑