こんにちは。仲村真貴子です。
「自宅で録音とか続けてやっていくといいよね。
まずは最低限でも機材とか揃えて。
取り敢えず最初、バッハとベートーヴェンでしょ。
モーツァルトもいいよね。
ショパンとスクリャービンは続けてね。
シューマンも多分イケると思う。
フランス物は何でもイケるだろうから
勝手にしろ。」
…笑。
世にはヤバいことを言う人もいるもんですね。
この神のお告げ…じゃなかった、
ある人の助言をもらったのは
2020年年末です。
いいですか、まきこちゃん。
もう2120年「6月」ですよ??苦笑
(…焦りすぎて2120年って書いてた。
2021年ね。時間経ちすぎ。笑)
ヤバいじゃん!
でも、へぇ〜。
それ結構面白そうだよね…
と思って。
そんな訳で。
録音を作る、と思った時に
まず最初にやることって
取り敢えず
「練習」なんですよ。笑
エセ・ピアニスト。笑
楽譜を開いて、
アテにならない練習計画を描き、
「3の倍数でアホになるバッハ。マジウケる!」とか
「昔やったやつ捨てたもんじゃないじゃん!」とか
「この和声進行に見るエクスタシー」とか
何か1人謎の興奮と妄想を始めるワケです。
「音楽」って言うのは
自分にとって
「やりたい意欲に満ちているからやるもの」
と言うよりも、
自分のその「意欲」を確かめるもの…
って感じがする。
自分のアイデアとか
「こうしたい!」っていう欲求とかが
自分にまだあることに、気付ける。
「意欲」とか「欲求」が
自分にあることが感じられると、
そのことに気付くと
もうちょっと出来そうな気がしてホッとするのね。
…さて。
そんなある日。
「あれ??うち、マイクあるじゃん!」
と言うことに、気付くワケです。
実は高校生の頃に
一時期ちゃんとしたマイクを
ちゃんとしたカセットアンプにつないで
録音することにハマっていた。
レッスンよりも、
自分でどうにかしたい…って思って。
練習やレッスンの録音・録画は
いいところ・そうでないところもあって
色々意見もあり、私も意見があり
それは多分どっかに書いたものもあり
また書くとも思いますが…
ざっくりと大事なのは
「使い方」と「目的」
だと思いますが、
それはいいとして。
その「うちにあるマイク」を
どうにかして「使おう」と思ったところから
さぁ大変!!
長旅・奮闘記のはじまりはじまり!です。
…マジ、大変だった。笑
マイク(SONY:ECM-23F3)とパソコン(Mac)を
どう繋ぐか調べる
↓
「オーディオインターフェース」と言う機器が
必要らしい
↓
ネットで機材を色々調べる
↓
新宿のヨドバシで「オーディオインターフェース」
(Steinberg:UR22C)を購入
↓
(…個人的事情その他により2ヶ月ほど放置。笑)
↓
ようやく開封の儀
↓
トリセツの熟読
↓
セットアップが大変すぎてビビる
↓
インストーラー、接続ソフトとか
ドライバーとか
何かいろいろダウンロード
↓
アクティベーションコードを入れたり
その前にユーザー登録したり…
↓
ワカンなくて3回くらい
消したり入れたりやり直す。笑
↓
付属の音源編集ソフトもダウンロード
(通称DAWって呼ばれるヤツ:CUBASE)
↓
オーディオインターフェイスと繋ぐと
重すぎて時間がかかる
↓
ケーブルを替えて試しまくる
↓
繋がった時にマイクに繋ぐ
↓
「音が鳴らない!!!!」
↓
Steinberg:UR22Cは
エレクトレットコンデンサーマイクには
非対応なことが発覚
↓
撃沈。沈没…
↓
一応、マイクに電源は入るから。
壊れていないもの、と推定。
↓
エレクトレットコンデンサーマイクには
駆動のために
「マイクプリアンプ」
と言うのが必要らしい?!
↓
数日間
夜を徹して「マイクプリアンプ」について
調べまくる
↓
動画見たりネット見たり
メモったり相談したり…
↓
「プリアンプ、作ろうか??」by父
(…うちの父ってエンジニアだったのですが
元々はカーオーディオとか
カーステレオとかが専門だったらしいのね。
そんな訳で、うちに2組あるスピーカーは
父が「作った」もの。
セッティングではなくて「作った」。
設計図とか書いて。)
↓
「???!!!!」
↓
あな、ありがたや。
↓
でも出来上がり待てないし
急かせないし、
それでも機能するかわからないし…
↓
USB接続のマイクはあってもいいかも。
リモートの品種向上にもなるし。
↓
再び夜を徹して今度はマイクを調べまくる…
↓
USBとミキサーその他に
「両方」使えるマイクを発見!!
↓
そこそこ高いので悩むこと数日…
↓
意を決してポチる
(Blue:Yeti-Pro)
↓
USB接続は問題なくOK
↓
オーディオインターフェイスとは
繋がるのか?!
↓
例のCUBASEがやっぱり重すぎる…
↓
今度はDAWソフトを複数試し始める…
↓
数日間夜を徹して今度はDAWについて
調べまくること再び…
↓
合計4つ試す
↓
えー!!!音が出ないー!!泣
↓
ケーブルの抜き差しをする世の中とは
こんなにも複雑で厳しいものなのだろうか…?
とか、謎に壮大なことを考え始める
↓
iPadも試す
↓
迷いつつできた。
でも全部英語。
↓
待って。冷静に。
もう1回やってみよう。
↓
あれ??
ここ押したらちゃんと
マイク反応するじゃん!!!
完。
…と、言う訳で。
長旅を経て取り敢えずの録音の準備が
整いました。
あとは…
- マイクはどこにセッティング?
- オーディオインターフェイスがある時と
直接USB接続の音質の差? - DAWの違いで音質は違う??
- DAWの操作はまだまだ未知数
…こんなところを
アホのように試行錯誤するんだと思います。
しばらく遊べそう。
オーディオインターフェイスって、何?
アナログ信号をデジタルに変換する
変換・中継する機材だそう。
購入したSteinberg:UR22Cは
初心者には手頃で使いやすい…
とオススメされたものだけど
確かにそれはそうだと思います。
まだあんまり性能の良し悪し…
ってところまで全然使ってないけど。
https://new.steinberg.net/ja/audio-interfaces/ur22c/
強いて言えば、
4チャンネル(マイク端子が4つ)あるもの買った方が
よかったかなぁ、
プリアンプは内蔵だけど
エレクトレットコンデンサーマイクにも
対応してくれていたら…
と言う気もしてるけど、
スタートは手持ちのものをちゃんと使えるようにすることから。
ちなみに、
48Vのファンタム電源もあって
買ったマイクBlue:Yeti Proは接続できます。
マイク
ダイナミックマイクと
コンデンサーマイクとあって。
カラオケで使うようなのは
「ダイナミックマイク」。
楽器の演奏の収録に適するのは
「コンデンサーマイク」。
大雑把にはこんな感じ。
「コンデンサーマイク」の方が
繊細な音を拾える分、
扱いに注意が必要。
当然、お値段も張るのね。笑
現時点では復活できていない
SONYのマイクはECMと品番にある通り
「エレクトレットコンデンサーマイク」。
ネットで調べて今回買っBlue:Yeti Proは
「コンデンサーマイク」だけど「エレクトレット」
ではないはず。多分。
USBとアナログXLRと両方接続可能なのは
現時点では個人的に便利。
https://www.bluemic.com/ja-jp/products/yeti-pro/
音源編集ソフト
通称DAWと呼ばれるヤツ。
Digital Audio Workstationの略。
編集ソフト…と言うよりも
本来は打ち込みで作曲するのがメインな感じ。
へー、
こうやって音楽作ってるんだなー、
と感心。
モノによって内蔵されている
音の種類(ギターとか、ピアノとかラッパとか)、
音の質が違うみたい。
多分私はやらないけど
遊びでやっても超楽しいと思います。
…と、言う訳で
私が使うであろう用途としては
マイクのボリューム調整とか
カットなどの編集、
多少のエコーとかリバーブの効果を足すとか
やる気ならピッチ補正も。
ピアノの場合は、音が複数だから
一部分の補正、と言うよりも
切り貼りに近くなるのかなぁ。
ソフトによってはマスタリングもできるみたい。
家でCDできるじゃん。笑
…実はDAWにこだわるつもりは
当初は全くなくて。
さっさとMacに内蔵のGarageBandに
繋げば済む話が、
取説にあったCUBASEをダウンロードするところから
大騒ぎに。笑
オーディオインターフェイスのメーカーごとに
オマケで付いてくるDAWも違って、
それで選ぶのも楽しいかも…
なんて後から思ったけど。
Mac対応か、Windows対応か、
はたまた作る・録音する音楽の
ジャンルによっても
色々特性があるみたい。
- CUBASE
国内シェアナンバーワンだそうな。
こんなの見たことなかったから、
わぁー!!すごい!!!
ってなったんだけど、
オーディオインターフェイス接続時に
破壊的にMacが遅くなる問題は解決せず。
これじゃあ、使いものにならないよー!!
ってことで、他のを調べて試し始める。
マイクをUSB接続した時、
あとはiPadでは機能するから
悔しいからたまに使いたい。笑
- GarageBand/LogicPro
Macに内蔵されているGarageBandの
有料版がLogic Pro。
よって、Macのみ対応。
初心者には簡単…と言うか、
マイクと機材が反応するのか、
壊れてないか?って不安になった時も
GarageBandに繋ぐと相性がいいのか
やっぱり繋がる。
でも、編集画面はあんまり気に入ってなくて、
有料版のLogicにしよう…とは
現時点ではあんまり思ってない。
「音が鳴らなくてどうしよう!!」
って時に、
Twitterで宇多田ヒカルが
「LogicPro Xでノイズが入る、どうして!」
みたいなこと呟いてて、
あー、宇多田ヒカルですらこんなことあるんだから
ワタシが苦労して当たり前だ!
って思った。笑
ヒッキーはLogicなのね。
アーティストごとに使っているDAWも違うらしく、
それってちょっと面白い。
- studio one
「初心者でも簡単で使いやすい」
「動作が軽い」
と言う評判に惹かれて、
無料版入れてみた。
さすが、一発で繋がってすごーい!!
じゃあPro Toolsも試すか?!
と調子に乗ったら、
それっきり繋がらなくなってしまい
線を抜き差しするだけの日々を
4日くらい過ごした。笑
要するに、モニターボタン押してないだけ…
とかだったりするんだけど
すぐに「え?壊した??」
とか思ってビビるんだよね。
確かに、動作が軽くて、操作も簡単。
比較的安いから、
後々気に入ったら有料版でもいいかな。
- Pro Tools
「本格派向け」
「クラシックで「録音」するならコレ」
とか言う触れ込みで、
最初は無料版だし、
こうなったら好きなだけ試してやる!!
っていう無駄な根性と好奇心でダウンロード。笑
難しいって噂もあるが
特に使いにくさは今の所感じてないけど、
これもやっぱり音が鳴らなくて超苦労した。
機材の接続の設定が、
何か他のと違ってわかりにくくて
大分変なことやりました。
有料版は結構高いので
必要に応じて…と思うけど
「クラシック向け」
「本格派」らしいので
どう違うのかはちょっと楽しみ。
次のお題はセッティング。
一説によると
「ピアノソロの録音が一番難しい」とか
末恐ろしいことが書いてあって、
何かヤバいところに足突っ込んだ感じがする…。
ケーブルが短いのしかないから
どこにパソコン置こうかな?
って言うのが、今の悩み。
そのうち、
長いケーブルが欲しくなって
新しい機材が欲しくなって
マイクも新しいの欲しくなって
じゃあ家を改造してYOSHIKIみたいな
スタジオ??!!
…みたいになりそう。笑
ホント、
機材ってちょっといいヤツだと
軽く6桁超えちゃうもんね…。
ひょえ〜。
さて。
ここからが本格試行錯誤・格闘編が
スタートするんだと思う。
いいからさっさと
弾きなされ。笑
それでは、また!
仲村真貴子
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