近況と、体調と…音楽のこと

こんにちは。仲村真貴子です。

ここ数日ほど熱を出し、
休養しておりましたが
すでに平熱に戻ってきました。

何でも、熱以外に
これと言った症状はなく…

とは言え、
このご時世
体調が悪いなら
無理せず休めばいいものの、
「体調が悪い」
と言うことさえも
少しはばかられるような思いがしました。

ひたすらに寝て、
体力が戻ればぼちぼち元気というところですが。

…そこに、突然の身内の不幸がありました。

伯父は不安定なところがありつつも
繊細なところを持ち合わせた人で、
それ故、文学や音楽なんかにも
興味があった人でした。

最後に会ったのは
祖母が骨折して入院した直後の病室で
驚くくらい長話をしたのを覚えています。

主な話題は
ブラームスの2番のピアノ協奏曲と、
ピアニスト、クラウディオ・アラウについて。

伯父は、
アラウにいたく心酔していたようです。

ピアニストとしての自身を省みる時、
速くて強靭な、
ある意味ではわかりやすい
テクニック的なものを欲しがったり、
コンクールなどのきらびやかな経歴に憧れたり。

その意味で、
実のところアラウの演奏というのは
あまりピンとこなかった。

けれど、
アラウというピアニスト
その人柄や演奏
アラウに魅かれる人たち
…そんなことを考えると、
今日のピアニストや音楽家に
求められるものの何たるかが
少し垣間見えるような気がしています。

病み上がりと、
少しの手持ち無沙汰な
やり場のないこの瞬間に、
伯父と、家族に想いを馳せつつ・

月並ながら、
お体を大切に過ごされますように。

それでは、また!
仲村真貴子