「ミサソレ」と、それにまつわる話〜その2〜

こんにちは。仲村真貴子です。

「ミサソレ」公演当日のお仕事は
「字幕」。

字幕の「お手伝い」だと思って
雪の中をのほほんと会場入りしたら
あ、字幕出すの、私か!っていう。(笑)

字幕の制作したのは私ではありませんが、
公演中の字幕を出していたのは、
全部私。

いつもと違うところから
舞台、あるいは「演奏会」というものを
眺めた気分でした。

字幕を出す仕事は、
ある意味「譜めくり」に
ちょっと近いかと。

タイミングよく
表示を出す。

「譜めくり」って、
伴奏とか室内楽の時で
楽譜を見て演奏する本番の時に、
他の人に頼んでめくってもらうことです。

…結構、難しいんですよね。
やる側としては、緊張する。

最近では、
タブレットを使用して、
足でめくれるペダルを使う人も
いるようですが…
今のところ、
まだ私は紙ですね。

譜めくりも、
慣れている人は
自分で弾きながらうまくめくります!
という人も多いけど、
私は結構、落としたり、
譜めくりが気になって
ドキドキしちゃったりするので…。

まぁ譜めくりがドキドキするのは、
頼んでも頼まなくても
ある意味同じかと。

結構、「タイミング」って、
微妙なんですよ。(笑)

私は、先が見えていないと
怖いので、
割と早くめくって欲しい。

時と場合によるけれど
「え、まだ大分残っているのに…、
いいのかどうか迷った」とか、
「最後までちゃんと見て!」とか。
言われたことありますね。(笑)
ありがとーございます。

ちなみに
師匠Pistoriusの譜めくりをしたときは
ハイパー速かったですね。(笑)
「聴き惚れて、遅くなった」って、
言い訳しておきました。(笑)

横に座っている人の
「存在感」とか
「空気感」とか
結構大きくて、
不安とかヤバいとか
余裕とか、
それも伝わるし
影響される。

自分が譜めくりするときは
出来るだけ「存在感」を
消すようにしています…
あれ?
消す努力をしています。(笑)
ピアニストの視界に入らないところに
座ったり。

…何かちょっとドキドキしてきた…。

今回の字幕は
舞台の音がちょっとズレて
聞こえる場所だったので。
それに、
一度ズレてしまうと戻れないので、
そんなことにドキドキしつつ。

でも、
フーガの入りとかに
「バチっ」
と出せるとちょっと嬉しくて、
内心ガッツポーズをしていました。

…音楽家の心模様とは、
こんな感じです。(笑)

それでは、また!
仲村真貴子



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