こんにちは。仲村真貴子です。
いつだって
誰だって
いつかは最初で
初めて。
…という訳で。
初めて外国に行った時の話、
要するに「初めての海外旅行」
についてのお話を。
何か初めての経験をしたときに、
その時の「景色」みたいな
見聞きしたものよりも、
その時の「感情」とか「状況」
の方が記憶にあるのは、
もしかしたらちょっとした特徴かも知れません。
この旅行とて
例外なく。
初めての海外旅行は、
高校生入学直前の春休み。
つまり、
中学卒業と
高校入学の間。
行き先は
ドイツとオーストリア。
確か6泊8日だったかな。
この時の状況。
実は高校の入学説明会が
旅行期間と重なってしまったのです。
「出席できない場合は申し出ること」
と書いてあって、
申し出たら。
教頭先生がお出ましになられて
「前代未聞だ!」と。
…
そんなに大事?!
ともかく代理の人を…という話になって
それは理解するのだけど。
「代理の人」って、
意外とこういう時に困る。
それで。
なんと中学校の担任の先生が
出席してくれました。
まるで保護者。
ありがたや。
この旅行でのいちばんの思い出は
白状すれば
初体験した
「時差ぼけ」。
不規則な生活は得意なのに
未だに「時差ボケ」になれることはなく、
そのキツさを身を持って体験したのが
この時。
バス移動は、
本当にずっと眠かった。
時差ボケにプラスアルファで大変だったのが
「サマータイムへの切り替わり」。
3月最後の週末に
「夏時間」に切り替わるのですが
それも初体験。
たかが1時間。
されど1時間。
侮るなかれ。
今となっては
共通通貨「ユーロ」になる前の
ヨーロッパを体感しておいて
よかったな…
とも思う訳ですが。
この頃、
ドイツは「マルク」
オーストリアは「シリング」。
別の通貨です。
初めての海外旅行で
ハガキとか書きたくて
大量の絵葉書と
切手を購入。
…しかし、
明日はドイツからオーストリアへ移動。
ドイツの切手は今日中に使わないと…。
そこへ、
ホテルにFAXが届いていて、
なんと説明会に出席して頂いた
担任の先生から。
携帯電話も、
あるけど通話のみ、
みたいな頃なので。
FAX、一大事件だったけど
うれしかったですね。
副科の希望調査は
即決で「チェロ」。
あの向山佳絵子さんの
お母さんに習いました。
そんな訳で。
時差ボケの上に
大量のハガキと
FAX、
かつ1時間短い。
…多分、
この日の睡眠時間
4時間とかじゃないかな?
「時差」を体感、
「夏時間」への切り替わりを体感。
「世界」を体感するのは、
まずは時差と睡眠時間かも
知れません。
それでは、また!
仲村真貴子
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