外国にまつわる、よもやま話2〜「外国」というもの〜

こんにちは。仲村真貴子です。

…そもそも「外国」というものを
意識したのはいつか。
「外国」というものに対して、
どんなイメージがあるのか…。

思えば結構早かった気がしますね。

例えば。

社会福祉の権威だった祖父は
学会とかで年に数回、
仕事で外国に行くような人だった。
しかも、結構いろんなところ。
エジプトとかも行ってたし、
タイかどこかの屋台で当たった話も
聞いたことがある。
確か、父が小さい頃に
アメリカに1年留学してた…
って言ってたかな。
「船」とかで行くような頃の話みたい。

祖父といえば、
いわゆる「おじいちゃん」というよりも
孫ですら大人扱いのような感じ。
一緒に遊んだ、とかいうよりも、
なんかちょっと「お出迎えする」みたいな。
そんな訳で、
「外国」のお土産は
結構大人っぽくて。
今でこそ日本でも有名なシュタイフの
縫いぐるみとか。

彫りが深くて大人っぽい顔してる感じの、
「ロバ」でしたね。
リアルなんだけれど、
あ、日本で見ない顔の縫いぐるみ…
とか思った記臆が。

あるいは、
「地図帳」とか「地球儀」とか言った類のもの。

細かい地図を読むのが得意かどうかは
イマイチだけれど、
壁に貼ってある
「世界地図。ドーーーん!」
みたいなのは、好き。

今も地図帳は常備。
社会の授業中も、
暇になると地図帳をめくっていたし、
外務省の海外安全情報も好き。
最近読んだ、
「教養としての
『国名の正体』」
って本も、面白かった。

世代的には、
物心ついた、
おぼろげな記憶として、
「ベルリンの壁崩壊」とか
「ソ連崩壊」なんていうのも
リアルタイムで知っている。

…そんな訳で。

「外国」というものは
意外と近い存在でもあったし、
興味もあった…
という感じかな。

動物園とかに行って、
「この動物、どこにいるのかな?」
とか考えるの、
割と好きだったし。

まぁ、
動物園なら
「トラ」と「ライオン」が同時に見られるけど、
「トラ」って実はアフリカにいないよなぁ…
とか思うの、
最近のような、相変わらずなような気がします。

「外国」について考えるのは、
「外国」に対する「憧れ」、
というよりも、
なんか「外付けUSB」が増えるような感覚。

ある意味、無機質な
「地図帳」とか
「地球儀」と言ったものが、
自分の「感覚」を持ってして、
リアルなものになっていく感じかな?
と思います。

…願わくば、
イメージではなくて
「体感」してみたい…。

スタートとしては、
こんな感じでしょうか。

「外国」という、漠然としたものについて。
きっとそれぞれに、
いろんな思いがあるはずです。

それでは、また!
仲村真貴子

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