モテ期と浮気(笑)

こんばんは。仲村真貴子です。

ピアノの独奏曲から離れて、他の編成の曲を弾くと、その作曲家の特徴がふっと浮かんでくることがありますね。

昨日はモーツァルトのレクイエム、
今日はベートーヴェンのミサ・ソレムニス。

…えーと、サン・サーンスとモシュコフスキーはどこ行ったんでしょうか?(笑)
え?なに?イザイ??

…という状態だったりするのが現状ですが。(苦笑)

たまにあるモテ期と、浮気したら見えるもの…

なーんて言ったら、大問題だけど!!

昨日のモーツァルトのレクイエム。
音取りの段階から、各パートを弾いて、さぁ合わせてみよう!となったとき。
モーツァルト、合唱だけでも音も情報量も、かなり多いことを実感。
ここでオケのパートを弾いてしまうと、結構ぐちゃぐちゃになるんです。
ぐちゃぐちゃに弾いた自分を反省するべきかも知れないけど(苦笑)

じゃあ、今日のベートーヴェンのミサ・ソレムニス。
たまたま練習した場所のせいかもしれないけど、長い音、休符、タイが多い。
だから、合唱のパートだけを追っているとみんな歌えない。
試しにオケのパートを弾いたほうが、音程もリズムも、何より歌いやすい…ように見える。

自分でこっそり工夫して見えたものは、モーツァルトとベートーヴェンのスタイルとか特徴、違い。ソロの曲を必死で練習しているときよりも、はっきりと指にハマる感じとか、世界観みたいなものの違いが見えるから、不思議なものです。
ソロだと、ある意味自分さえよければいいし、好きなだけ細部にこだわれる。そういうものも、大切だし、好き。でも、近すぎて盲目的。必死すぎたり、そのせいで見えていないことがあるのかも…なんて思ったり。さながら、色恋沙汰のようですね(笑)

…本心では、ベートヴェンを弾きながらサッカー速報が気になっていたのはナイショの話です。(笑)ここに秘かにお詫びを。

もう~、この浮気ものっっ!!!

それでは、また。
仲村真貴子