レスピーギと「蝶々夫人」

こんばんは。仲村真貴子です。

午前中にドビュッシーとか「版画」とかの話をしていて、午後はレスピーギの歌曲とか「蝶々夫人」の合わせ。いろんな場面と旋律の断面がアタマでぐるぐるしていて、ちょっと興奮気味。

レスピーギの歌曲は”Deità Silvane”「森の神々」。
結構難しいから…と、数日前に楽譜を頂いていたのですが、昨日までのドイツ語とイタリア語が混じるのがキツクて、それほど用意は出来ず…。でも、初見よりははるかにいい。初見もたまには楽しいし、苦にはならないけれど、合わせとなるとやっぱり消耗するので少しでも用意ができると有難い。
「自然」とイタリア…太陽とか、青空とか、森の木漏れ日なんかと、「神」というか架空の生き物、みたいなイメージ。ステキな曲です。

…さて、「蝶々夫人」。
たまにオペラを弾くと、血が騒ぎますね。
初見なので、曲を思い出すまでがちょっと申し訳ないのですが…プッチーニとか、一人で弾いていてもあんまり楽しくないので。

オペラのあらすじとか、登場人物なんて、まずもってまともではないけど。
でも、輪をかけてサイテーだと思うのが「ピンカートン」。
もう、仮にピンカートン役が上手でも、その歌手「いい!」って言ってやらない!!
…という位、キライなんだけど。

例のコロンビア出身のおぢさん。
うまいんですよね…。
くっそーー!!という感じ。(笑)
友達と一緒に録音聴いていて、なんかちょっとどうしていいかわかんなくなっちゃう…みたいな。よくわかんない気持ちになってくる。(笑)

「ピンカートンって、サイテーだと思うけど、うまいよね。」
「うん。自分、サイテーだから。うまく歌える。」
「うん。それ知ってる。」
「(失笑)」
…こんな会話してたなー、とか思ううちに、録音の記憶から曲を思い出してくる。

「蝶々夫人」も、初見より楽譜があった方がいいので、次回までに楽譜をお借りすることに。お借りした楽譜と共に、久々に大先生のク〇ッタレなピンカートンを聴きながらコレを書いています。やっぱり少々興奮気味。

「この演奏を、生で聴けた人は幸せだっただろうな…」
…それが、最初に聴いたときの感想かな。
そして、そこに髪の毛一本でもいいから近付きたい…とか思ってた自分がいたりして。
思い出とか、音楽をすることの意味なんかを思って、ちょっと幸せな暑い夜。

それでは、また!
仲村真貴子