こんにちは。仲村真貴子です。
「普段、どんな音楽聴いてるの?」
と言う質問をされて、
結構答えに困った私。
聴きたいときに
聴きたいものを
聴いています…
と言うのが正直なところだけど、
どんなもの??(笑)
SMAPも、
ミスチルも、
宇多田ヒカルも聴きます。
病んでる時は、
なぜかX JAPAN。(笑)
でも、いつもでもないかな。
実は普段、
ピアノ曲を求めることは
まるでなく…。
「お勉強」になってしまって
楽しくない…と言うのが本音で。
ここ1年ほど、
いわゆる巨匠たちの名演を聴くのもいいかな?
と思って、
習慣の如く聴いていました。
自分が、あんまりピアノの演奏を
聴いていないことは自覚していたので。
大事なところは、
周りや世間の「評判」よりも
自分の感覚である気がします。
好き、とか
キライとか。
心地いいとか。
暮れの頃に思い出すのは、
「第9」よりも
バッハの「ゴールドベルク変奏曲」。
小さい頃に、
毎晩寝付く頃にはコレで
暮れの小林道夫さんの
チェンバロでのリサイタルを
聴きに行った思い出も。
最終的にはヴァリエーションを
全部覚えてしまって寝なくなり。(笑)
でも、当時は
「不眠症に悩む伯爵のための…」と言う件は
全く知らなくて、
後からビックリ。
ちなみに、
副科チェンバロでは、
念願叶って演奏しました。
「聴きたいもの」として選ぶものは
大抵は「オペラ」か「モーツァルト」。
「モーツァルト」は、
聴きたくない!と思うことがないですね。
難しいからやめておけ!とか
美しさがどうの…なんてことはさておき、
ニュートラルに戻れる感じかな。
「オペラ」もモーツァルトなら
コシ、フィガロ、後宮、ティート辺りが多い。
「魔笛」は頭に入り過ぎていて、
あんまり発散にならない。(笑)
なんか…個人的にいろいろ考えちゃうし。
その他は、
ファウスト、セヴィリア、…ボエーム。
まぁ聴きたいものを。
暮れと言えば
スキーに出かける車内での
ラジオでバイロイト音楽祭のワーグナー。(笑)
あれ、夜中の車内で雪道だと
大分怖い。(笑)
けれど、ワーグナーも好きで聴きます。
家では…そうでもないけど。
例えば、
ブラームスとかドビュッシーなんかを弾く時は、
ピアノ曲よりも室内楽とか歌曲から
イメージを作ることが多くて、
そんなものも聴きますね。
「歌」を求める、と言うよりも
「人の声」を求めるみたい。
1年前の今頃は、
どうやら「雀ミサ」にどっぷりハマっていたらしく、
変わりばえなく「雀ミサ」の動画を。
ミサ曲は知らない曲も多いので
作業がはかどりますね。
暮れの大掃除にもオススメ。
ついでに聴いた
「戴冠式ミサ」もいい曲だった。
「魔笛」のフィナーレ同様、
テンポが速くなって
終わりゆくものの寂しさを一瞬感じるのは
年の瀬と重なります。
…と、昨年書いたことと、
同じことを書いておいて。
モーツァルトのそれは、
一見湿っぽさがないので
余計に切なかったり。
音楽は、嘘偽りがないものだけど。
今日も「偽終止」は最高。
そして、何度も言うと。
ゼクエンツが大好き。
それでは、また!
仲村真貴子
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