こんばんは。仲村真貴子です。
今日は、東京音大の頃にお世話になった先生と、生徒さんたちとの会食に行ってきました。
一応、私のドイツ留学を終えたお疲れ様会食会…と銘打ってはいるのですが。
帰国してからちょうど1年。
2018年2月19日にドイツを発って、20日に帰国しました。
そんな訳で、留学話よりも「今どうしてるの?」「これからどうするの?」なんて話が多くなるのは、ごく自然な流れかもしれません。
…そうは言っても、気が緩んでくると先生もやはりドイツが恋しくなるようで。
つい最近、ひょんなことから名指揮者フルトヴェングラーのお墓が、Heidelbergにあることを知りました。隣町、Heidelberg。知っていたら、行ったかも。
東京音大の先生は、Hamburgでコンラート・ハンゼンの下で学んだ方。
ハンゼンはソリストとしてフルトヴェングラーと共演している人。
ハンゼンの師はエドウィン・フィッシャー。
先生のFreiburg時代の師匠は、ローベルト・アレクサンダー・ボーンケ。
「ボーンケ先生は、小さい頃にエドウィン・フィッシャーに連弾なんかをして遊んでもらった経験がある。フィッシャーが弾く「さすらい人幻想曲」が気に入って、ピアノを弾き始めた」。…こんな逸話まで。
ちなみに、ボーンケ先生はメンデルスゾーン家の末裔。
…こうやって辿っていくと、偉大なる有名な音楽家は、意外と近いところにいるのかも知れません。
私の留学生活が、自分にとって本当に意味を持つのは、もう少し先のような気がするけれど。
「すべてが思い出やで。」
そんなことを言っていた自分を、懐かしく思い出しています。
留学や、外国が決してすべてではないけれど。
迷っている人がいたら、背中を押してあげたい。
そんな心持です。
それでは、また。
仲村真貴子
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