「決めること」の自由

こんにちは。仲村真貴子です。

大分前のブログに
「音楽家の仕事は
『紙』とのお付き合いをすること」
と書いていて、
我ながらちょっと笑ってしまいました。

その時、
大量のコピー譜とか
楽譜の整理をしていたようで。

紙とのお付き合い。
本もそう、
楽譜もそう、
コピー譜もそう、
書類もそう、
紙幣もそう、

あ。音楽家に限らないですかね。(笑)

「音楽家の仕事は何か?」

と訊かれたら。

今だったら
「締め切りを決めること」
と答えるかもしれません。

…音楽家に限らないですかね。(笑)

締め切りを決めること。
ちょっと具体的すぎるかな。
期日を決めること。

うーん。
「決めること」?!

5月6月辺りは
活動停止期間のような
自分が止まってしまう期間があったので
「動こう」
というエネルギーがあることは
自分にとっては尊いこと。

「エネルギー」がある!
…っと、
実感することが尊い。
と言った方がいいかな。

ただ。
少々焦ってきました。

動かなきゃ。
ヤバい。

一方で
「自分で決めること」の
自由さや
ある意味での気楽さも
感じ始めたところ。

…そんな風に感じるなんて、
思ってなかった。

「自分で決めること」

意外と音楽家って
自分でやっていないんですよね。

日にちは決まっているもの、
それか
決められてしまうもの…だし、
曲目を決めるにも
制限や規定がある、とか。

「自分で決める」とは
責任重大で、
失敗ができない、
どうしよう!!

…と、長い間ビビっていたのですが。

「人に決められたもの」を
やろうとしていたから
失敗してはいけない気がしたんですよね。
失敗したら、
顔向けできないから。
迷惑かかるし。

でも、
「自分が決めたこと」だったら
責任は自分が取ればいい。
そんなもんかな?と。

のんびりしてしまうのも
「自分が決めている」であろうことなので
そこはちょっと反省なのですが
自分で納得するように、
失敗しても次に繋げられるように、
カイゼンしていけるように…
とか思う、今日この頃です。

メルマガも、
ブログなんかも。

音楽家の戯言なんだけども
音楽「だけ」の世界に留まらず、
他のことにも通づる
普遍的なものに迫りたいなぁ…
なんて密かに思いつつ。

それでは、また!
仲村真貴子