「テンポ」と言う名の「風」

こんにちは。仲村真貴子です。

…たまには「音楽」っぽい話でも。

「音楽」って、
感じて
身を委ねて、
そこから「何か」を得るもの…
と思うのですが。

たまには「説明」をしないと
いけないこともある訳でして…。

でも、
「いちばん説明しにくいもの」って
もしかしたら
「テンポじゃないか?!」
という気がするのです。

「テンポ」とは
「時間」を意味する
イタリア語Tempoのこと。

ドイツ語のZeitともちょっと違う、
英語のTimeとも違う…

何か、
「テンポ」は「テンポ」だよなぁ…
って感じです。

音楽の上では
「速さ」
と考えられることが多いけど。

「速さ」というよりは
「流れ」と言ったほうが
しっくりくる感じがする。

なぜならば。

「速さ」と言ってしまうと
数えてしまう感じがするから。

確かに、拍を取ることって
最初は大事なんだけれども、
完成形として
「拍が数えられる演奏」って
あんまり心地よくない…
と思うのね。

「テンポの安定」とか
よく言われたし、
言ってしまうこともあるけれど。
厳密には常に
動いているものだと思う。
「常に一定」ではなくて。

…コレがある意味、
クラシック音楽の特徴で
説明が難しいことの
1つだったりして。
何か、そんな気がする。

「テンポ」とは、
何と感覚的で曖昧で
説明がつかないものなんだろう…
と思う。

心地良ければ、
結局何でもいいのかもしれないけど。

でも、
「テンポが気に入らない」と
思ってしまったら。
その後を聴き進めることは、
できない。

「音」が気に入らなくても
聴けないけど。
けれど、
意外に「音」よりも
「テンポ」かもしれない。

…なのに、
説明がつかない。笑

詰まるところ、
「テンポ」とは
「時間」というよりも
時間の「流れ」。

その「流れ」が
心地よく感じられるか、どうか。
心地よく「歌える」か、どうか。
そんなところだと思う。

まぁ、「風」みたいなものかな。
規則的な扇風機の風よりも、
自然の不規則で読めない「風」の方が
心地いいと思わない?

音楽って、そういうもの。

風であり、
空気であり、
たまには香りもする、
ウソのないもの。

流れを「読む」んじゃなくって
「感じる」のが大事。

何か、そんな感じかな。

それでは、また!
仲村真貴子

追伸:
画像作るの楽しいけど大変で
書いてあるのに更新できない… って言う、
裏事情をここで白状。笑