外国にまつわる、よもやま話4〜ドイツの都市の印象〜

こんにちは。仲村真貴子です。

…初めてドイツを旅行した時の印象。

コレは、住んでみたあとも
あまり変わらないかも知れません。

「ドイツのどこ旅行してきたの?」
「ドイツのどこに住んでたの?」

この質問。

意外と答えに困るんです。(笑)

イヤ、
住んでいたのはマンハイムだし、
旅行したのはハイデルベルクとか、
ノイシュヴァンシュタイン城とか
…って、答えられるんですけど。

私の感覚で言えばドイツって、
小・中規模の都市が
点在しているような印象。

「大都市」と言えば
ベルリン、
ミュンヘン、
フランクフルト辺りが
挙がってきそう。
実際の順位なんかよりも
「印象として」です。

ベルリンは発展途上の都会、
フランクフルトはいわゆる商業都市。
高層ビルなんかもあって、
確か日本領事館は
高層ビルの36階だったはず。
ミュンヘンは、
そう言った意味ではドイツらしい都会。

…そうやって考えると、
いかに東京が巨大都市であるかを
思い知る気がします。
フランスのパリのように、
中央主権とも印象が違う。

一方で。

それほど有名ではない
小・中規模の都市も多い。
だから、
特に旅行では
中学生や高校生の頃に
「ハイデルベルク」とか
「リューデスハイム」、
「ローテンベルク」とか
言ったところで、
全く通じない。(笑)

自分も、
知らないところに来た感じ、
満載。(笑)

…コレが、
初めてのドイツの印象です。

ツアーの行程の都合はあれど、
そもそも都市と観光地が
ちょっと違うというのは
落ち着いて考えてみれば
事実ではありつつ、
名前を元々知ってるのは
「ミュンヘン」ぐらいなモンで…
っていう。(笑)

絵葉書を送ったら、
「魔女の宅急便に出てきそうな、
可愛い町!!…でもココ、
どこ!?」
みたいな。(笑)

とにかく、
名前を知っている場所には
あまり行かない。

それはそうと、
ライン川クルーズもしましたね。
古城ホテル…なんか、
出てきそうですよね。(笑)
色々と。

ドイツの川って、
あんまり護岸工事とか
されていない印象。
「すぐそこ、水だから」
みたいな。

溢れたら、
溢れ放題!だと思うので、
たまに溢れていると思いますが…
かと言って、
工事される様子はなく。

ノイシュヴァンシュタイン城…
自力で行くと結構大変らしいので、
一度くらいは行っておいてよかった!
とも思いますね。
それほど寒くはなかったけれど、
雪の日で。
白の窓からの雪景色、
滝が見えたりするのは幻想的でした。
ワーグナーのオペラもだいぶ観た今行ったら、
また違う印象だろうな…とも思いつつ。
観光用の馬車のせいで臭かったのは
ご愛敬ということにしましょう。

ビールもワインも飲めない頃、
地名も覚えられず、
どこで何をしたかイマイチ覚えていないながら、
観た景色はなんとなく覚えている…

という訳で。

ハイデルベルクの有名な
「アルテブリュッケ」
(Alte Brücke…古い橋という意味)
にみんなで行った時のこと。

「私、15年くらい前に
ここ見たことある!!」

と、絶叫。(笑)

来たことあるんだから、
見たことあるのは
当たり前!
なんですけどね。(笑)
一同大爆笑。

結果的には、
初めて海外旅行で行ったところに
縁があった…
ということになるのかな。

マンハイムは
ハイデルベルクのすぐ近くだし、
ライン川のすぐ近くに住んでいたし。

街に一目惚れするタチでもないので、
初めて行ったその日から
「もう、ドイツに行きたくて…」
と思っていた訳ではないのですが、
ご縁があった、というのは
このことなのかも知れません。

…ちょっとビールが飲みたいな。(笑)

それでは、また!
仲村真貴子

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