紙とのお付き合い

こんばんは。仲村真貴子です。

「音楽家とは、どんな職業か?」

と訊かれたら、今この瞬間だったら

「紙とお付き合いする職業です。」

と答えるかもしれない。

紙とのお付き合い。

先日もさんざん書いた通り、部屋の片付け、もとい楽譜の整理をしています。
本も、コピー譜もあるけど、基本みんな紙。
タブレットで、データがどうの…みたいな話はさておき、今の私の頭の中は取り敢えず「紙」です。

社会福祉の権威だった祖父が存命の頃には、この家の柱は本で出来ているのではないか?と思うほど、かつての母屋は大量に本がありました。「メシの種」と、家族は揶揄していたけれど、おかげさまで血を引いたと言うべきか、少々笑えなくなってきた。火事になったら、よく燃えそう…(笑えない冗談。)

紙とのお付き合いと言えば、先日新デザインが考案された例の紙とのお付き合いも大事。何か、紙を入手するために、別の紙を得て、
その紙と引き換えに、新しい紙を得る…みたいな。
要するに、私の頭の中は「紙」です。(笑)

今日は、新たなる紙を求めて久々、銀座のヤマハへ。

最近は、ソロの楽譜よりも、段数が多いもの、登場人物が多いもの、言葉がついているものを所望するように。おのずと必要な紙も、引き換えに得る紙の量も増える。
書籍については図書館大好き!だけど、楽譜については昔から結構大人買い。
雑誌をパラパラめくるように楽譜を…とか思う辺り、意外と音楽家っぽい性分なのかもしれません。


本日入手した「紙」の一部と、クローバーのしおり

この愛すべき「紙」たちが、血となり肉となり、「メシの種」となりますように。(笑)

それでは、また!
仲村真貴子

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