山陰旅行記

こんにちは。仲村真貴子です。

「かわいい子には旅をさせよ」

なんて言葉があるけれど。

その極意とは

アタマを使って調べて考えて決めて
足を使って動いて
五感を使って「感じる」

っていう、そんなところかと。

10月中頃に南紀・白浜の辺りを旅行し、
その振り返り記も書きたかったけれど
直後にパソコンのデータを壊して
そっちの方が大事になってしまい、そっちのけ。
なので、若干合わせた振り返り記を。

「旅行」とは、
計画を立てるところから始まり、
家に帰るところまで、
その後もちょっと続く。
けれど、出発「前」にかなりアタマを使った、
という実感。

11月3日に出発したけどその日は祝日、
よって次の日が休み、
あるいは定休日というお店が多くて
当初の予定を大変更!!

・石見・萩空港〜津和野へ。
松江市内の、行こうとしていた和食屋さんが
帰る日にお休みで、急遽弾丸津和野へ。
2人以上なら山陰地方の特急列車も含めて
2日間お得に乗り回せる切符があり
フル活用。

・津和野。
いいところだったー。
2〜3時間散策。
お昼は郷土料理の「うずめ飯」。
文字通り具をご飯の中に埋めて出汁をかける、
お茶漬けのような感じ。
・お抹茶も初体験!!
お薄は、お菓子を先に頂く。
お茶の最後はすする。
…器に凝る人の気持ちがちょっとわかった。
そのうち「器を作りたい」とか言い出すかもしれない。
・レトロな街並み。紅葉がキレイ。
・地酒は先が長いので我慢。

津和野の街並み

・津和野〜出雲〜松江
電車は2〜3時間に1本とか?
2両でも特急。特急でも2両。
・初の日本海を拝む
…ちょっとした旅の目的は、実は「海」。
10月に本当は島でリサイタル があったはずがなくなり、
他にやることもあるし、まぁいいや…
と思っていたけれど、本当は残念だったのかも。
白浜の海もよかった。
日本海は、電車で北上する時に
「左側」に海が見えることに、謎に感動した。
(太平洋沿いなら、大体右側に見えるから。)
水と崖がキレイ。風が強かったのもあって、
結構波は荒い。そして、写真はない。笑
・出雲そばー!!
まずは3段割子そば。
器が3段重なっているのです。
薬味はもみじおろしがある。ほうほう。
晩ご飯は、それとは別に
喉黒などその他。旨し。

・松江城
…日本のお城に登るのに大変なところって
当たり前だけど「靴を脱ぐところ」。
靴を脱ぐと、靴を持っているから
両手が空かないし、靴下で滑るから
急な階段が結構大変。おかげで激筋肉痛。
しかし、松江街並みは好きだし
なんと言うかガラの悪さが全くない。
大学の時にお世話になった西川先生は
確か松江のご出身。なんか納得。
・お昼は「七珍料理」
宍道湖自慢の食材7つの頭文字を取って「すもうあしこし」。
それらを使った料理を。美味!!!

松江城

・出雲大社
出雲大社は「神在月」…と言うのを知る。
神話については、図書館で借りた本で復習中。ふむふむ。
因幡の白うさぎは境内の至る所にたくさんいて、
それぞれ違う表情、違うものを持っていてかわいい。
大きい方の注連縄は「神楽殿」(正面より左側)なので
お見逃しなく。
おみくじは、当たる当たらない…と言うよりも
「あ、いい方向に行っているのかもしれない…」
と思って、ちょっと嬉しかった。
「旅行:南がよい」
…見事に南ばっかり。そして、もう一件、南に行く。
神門通りは、残念ながらお休みやすでに閉店で、
ここでは出雲そばにあり付けず。
やっと入ったお店でぜんざいを頂く。
一畑電車に乗る都合で猛ダッシュで食らう。
ぜんざい!丸餅だ!ゆであずきみたいに粒々!!
さぁ食べるよ!!!…みたいな。
・夜は松江の居酒屋さん
刺身の盛りが豪華すぎ!
そして、大山名物「白バラコーヒー」が
飲み放題メニューにあるおかげで、
全くアルコールが残らない健康的な飲み。
特製ジンジャエールも美味しかった。
あと、松江って「醤油」にこだわるところみたい。
関西、九州に行くと醤油が甘めで、
それはそれで好きだけれど
「しじみ醤油」はかなり関東に近い感じ。
その他、梅っぽい醤油、甘めで濃い醤油など様々。

出雲大社・大注連縄

・ぐるっと松江レイクバスと
堀川遊覧船はオススメ。
松江城の周りを船で一周するのもいいし、
バスで宍道湖近くまで行くのも、いい。
・帰りは出雲そばを食べて(念願の釜揚げ)、
デパ地下でしじみとノドグロを購入。
見事、自宅で晩ご飯になりました。
鬼太郎列車〜米子空港から飛ぶ。

…こんな感じの3日間でした。
気取ったところがなくて、
実は美食の町で、よく食べたー!!

日本も関東、それも茨城に生まれ育つと
関東平野のど真ん中なので
「日本は平野だ」と勘違いする訳ですね。笑
南紀・白浜にしろ、山陰地方にしろ、
海と山が「ほぼ同時」。
特に南紀・白浜では
道が坂道かカーブばっかりで衝撃だった。
そんなところも、
やっぱり「足を運んで感じることだな…」と。

「かわいい子には旅をさせよ。」

お金や時間の使い方みたいな「現実的」なところから
足を使って動いてみる「行動力」とか
失敗とか成功とかお腹いっぱい!とか
やり残したことがちょっとあるくらいが
ちょうどいい、とか。

動いてみると
思ったより動けるモンですね。

それでは、また!
仲村真貴子

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