暗譜すること

こんばんは。仲村真貴子です。

「譜読みと暗譜はそれほど苦にならない。」

…と、言ってはみるものの。

曲を仕上げる過程ではそれなりに苦労する時期もある訳でして…。

譜読みのときっていうのは、ある意味いちばん夢と希望に溢れている気がしますね。(笑)新しい曲にワクワクするのと、なんだって弾けそうな気がするのと。

しばらく経つと、なんだか現実が見えてくる気がする。
どこが難しいとか、
こんなに時間がかかるとか、
やりたいことがあるのにできない!!とか。

「暗譜しなきゃ!」という言葉をよく聞くけど、「暗譜しなきゃ!」となるのが、この辺り。譜読みがちょっと落ち着いて、現実が見えて、欲がでてくる辺り。「暗譜しなきゃ!」というのは、本番とかに間に合わないから…というのも1つだけど、結局のところ演奏するのに楽譜を見ている場合じゃなくなってくるんだと思う。ピアノの場合、右と左は違うことをやっているし、飛んだり交差したりもする。飛んだり交差してるときに、楽譜を見るのは…物理的に無理がある気がしますね。楽譜を読むんだけど、早く楽譜に囚われずに自由になりたいような感覚。

…この辺りの課程が、結構私はキツイですね。

小さい頃は、「覚えるまで弾く」と言う感じだったけど。
大人になると、先に曲を知っていることも多いので、どちらかと言えばアタマより体が着いて行かない…という感じかも。アタマではいろいろあるのに!みたいな。

…そこで、「帰れまテン!」みたいな練習を。(笑)

コレ、音楽的か?と言われると、ちょっと疑問ではあるのだけど、まぁ「暗譜するまで今日は終わらないぞ!」みたいなヤツ。そのうち暗譜できるかな?だとダメで、もうこの1日に…みたいな、弾きこもり作戦。

習うより慣れろ?
結局、アタマより体??

なんでもいいけど、とにかく暗譜するまで弾く。
弾けなかったら、最初に戻る…みたいな、ガチなヤツ。

よって、今日はアタマもカラダも若干ヘトヘト。
ワタシの手羽元…もとい二の腕は大分使われた感じになっております。
それよりも、テンションが上がることが幸せ、とも言えるかな。

早く、暗譜とかカラダとか楽譜とか言ってないで、音楽の中で自由に浮遊する感覚を味わいたいものです。

そんな訳で、弾きこもり、読み書きそろばん生活は続く…笑

それでは、また!

仲村真貴子

PS
目下の悩みはパソコンかも。
パソコンで悩む日が来るなんて思ってなかったけど、若干ご老体のこのコのofficeが2000だったことが判明。え?20年前??何だか化石に出会った気分…。

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