月に一度の…

こんばんは。仲村真貴子です。

数年ぶりに、日本の梅雨らしい梅雨を経験している気がする。

昨年は、すでに完全帰国していたけれど、6月~7月はドイツにいた。

昨年は空梅雨気味、帰ってきた頃にはすでに夏のようだった。ヨーロッパの夏…3年に1回くらい、信じられないくらい暑いことがあって、今年はそれに当たっている模様。エアコンがないところで、37~38℃というのは、暑さに割りと強い私でもかなりキツイ。エアコンがないから、逃げ場がないという、精神的なキツさ。それに、昼が長いことで気温が下がらない。あまり思い出したくないけど、忘れられない思い出。

それでも、ドイツにいたときの方が、明らかに良かったことがある。

肌の調子。(笑)

水も、食べ物も日本の方が健康的なはずなのに、なぜだろう?
年のせい??(笑)…いや、ドイツに行く前と比べてもそうだから、多分湿気の仕業ではないかと思う。

梅雨とか、雨が多いと欝っぽいとか、古傷が痛むとか、よく聞く。
それも、日本の梅雨を実感するところ。

気圧のせいか、頭痛に悩まされるときはたまにあるけど、家にいる分にはそれほど雨は嫌いではない。でも、それとは関係なく、正直欝っぽくなることがある。毎月1回。

恐れずに言えば、周期的なもののせい。
まぁ、年かもしれない。(笑)

ドイツにいた頃も、一時期かなり悩まされたことがある。
レッスンに行ったら、「今日、弾き方全然違うけど、どうしたの?」とか。
そのとき弾いてたのは、モーツァルト。もう、逃げも隠れもできないけど、内心「うわっ、ヤベッ…」という感じだった。
食べ物の好みがちょっと変わるとか、肌が荒れるくらいならまだいいけれど、感覚的に自分がどこかに行ってしまって、コントロールできなくなる。当り散らして迷惑かけたり、些細なことに敏感に反応したり。

いちばんしんどいのは、無気力になることかな。

頭ではやることも、やりたいこともわかっているのに、どうしても体が動かない。
ピアノの前に座っても、弾く気にどうしてもならない。
散歩や買い物に行っても、何をしたらいいのかわからない。

この精神的なヘコミがなければ、もっとやれるはずなのに、せっかく気が乗っていたのに…と思うこともしばしば。突然に、ペースが落ちてしまう。そして、途方もなくネガティブになる。もうやっていけない、消えていなくなりたい…みたいな。

…少し落ち着いてくると、意欲が戻る自分にホッとはするものの、月イチこれじゃあ、効率と燃費が悪すぎる。(笑)いろいろな対処法は試みたものの、それほど効果はなく、まるで嵐が過ぎるのをじっと待つような気分。過ぎてくれるのを、待つしかない。1週間は、かからないはずだから…みたいな。(笑)休んでいいから、待とう、でも大丈夫かな?…という自問自答を繰り返しつつ。

今日当たりは、少し自分の感覚とか、思考が戻ってきた感じ。
まだちょっと怖いけど、多分、大丈夫なはず…。
過ぎてしまうと、「あれは何だったのかなぁ…」となるのだけど…。

「欲しい物は、無限の体力と、鋼の精神」
とか、自分の日記にはよく書いていた。
あと、「自分を信じる自信が欲しい」とかね。

女性ならではのこととか、自分の弱さをさらすのは、正直怖い。
出来れば、もっとアクティブに、ストイックにいたい…とも思うから。
言い訳するのも、イヤだし。

でも、自分の弱みをさらすことは、必要であるらしい…とか言うから、ちょっとだけトライ。
これがどこかで自分の解決策になること、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないことを願って。

それでは、また!
仲村真貴子