サッカーと音楽と言葉

こんばんは。仲村真貴子です。

本は基本的に、なんとなく気になる、好きなものを読む。流行りものの小説を、本屋に探しに行ったり。でも、割とサッカー絡みの本が多い(笑)。もちろんサッカー観戦は好き。そして、ミーハーだと思う。(笑)

以前は、選手の生い立ちにまつわる話に興味があったけど。最近はどちらかと言えば監督とか、通訳とかの話が多い。言葉を操る人、直接的に関与しない人、「リーダー」のような立場にある人に興味があるらしい。年を取ったのかもしれない。(笑)それに、おそらくサッカーの中に音楽との共通項を見ようとしているような気がする。

通訳の話で面白いのは、監督の言葉を訳しているのか。自分の言葉として伝えるのか。間合いは?意訳は?言葉の正確さ?熱量とか、声のトーンとか、選手やマスコミにどう伝えるのか…。こんな所は、私たち音楽家、特に演奏する人には共通することが多い。

作曲家が見た世界か、
「私」が見た世界か、
私が見た作曲家の世界か…

そんなところ??
そして、それをどう伝えるのか。

監督の話で面白いのは、カリスマ性とか、マネジメント能力とかいろいろあるけど。いちばんは、「何を大切にするか」。ポリシーとか、生き様とか、そういうところ??戦術か、メンタルか、魅せることか、結果か。最近では、マリノスがなかなかぶっ飛んだやり方でハラハラさせてくれているけど、そのポリシーはすごくハッキリしていると思う。歴代の代表監督なんかも、そう。強烈な個性とキャラクターの核心に、その人にとって大事なもの、理想とするものがあるんじゃないかと思う。好き嫌いとか、良し悪しではなく。

音楽に、勝ち負けという「結果」を持ち込むのはナンセンスだから。
余計にこの部分が大事になるのかな、と。

テクニックなのか、音なのか、美しさか。
戦術と似た部分で構造のこととか、斬新なアイデアとか。
そして、自分にとって大事なものとは、何か。

サッカーの中に音楽を感じて、それをちょっと言葉にしてみて、またそろそろドイツ語ちゃんとやるかな…と思ってきているところです。

それでは、また!
仲村真貴子

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