5月の記憶

こんばんは。仲村真貴子です。

「5月らしからぬ暑さ」と言われていますね。

サッカーの試合途中に給水タイムが設けられるのを見て、ただ事ではないことを実感。

でも、この日差し強さとカラッとしている感じ、それに突然に暑くなる気まぐれさは、ヨーロッパの5月を懐かしく思い出しています。

「美しい5月!」

みたいな表現は、文学にも音楽にもよく表れるけど。100パーセント同意するか?と言われると、個人的にはそうでもない…。いや、美しいけどね、5月。日も長くなるし。

先述の通り、ヨーロッパの天気は毎年かなり気まぐれな印象。ある年は5月でもダウンのコートが欲しかったときもあれば、ゲリラ豪雨もビックリ!みたいな雨が続いたこともあった。でも、5月には大体サンダルを買いに行っていたし、結構薄着でビールを飲んでいた記憶もある。だから、結構暑かった気もする…なのに、6月にまた急に寒くなって、その後37℃!!とかね。

…それよりも、5月頃は結構忙しい。オーディションやコンクールがその辺りに集中していて、イースターの前後位からいきなりハードになり始める。「5月が美しい」なんて思う余裕はあまりなく、正直なところ毎年恒例「悩める季節」だった。雨上がりに虹が見られるのはしょっちゅうだったけど、それが何だか眩しすぎるように思ったこともある。

数年前のちょうど今頃、精神的にドツボにハマって、現実逃避旅行を敢行したことがある。

行き先は、スペインのバルセロナ。

ちょうどこんな感じの天気だった。

サンダル買って、迷いながらグエル公園に行って、海を見ながらひたすらボーッとしていた。「天気がよくて、景色がよくて幸せ」みたいな。でも、長い時間そこにいたら、今度は俗世間に復帰できなくなったかもしれない。(笑)

異常気象も、給水タイムも、悩める自分も、あるけど。

天気がいいから、まぁいいか!

…と思ったバルセロナを、懐かしく思い出しています。

それでは、また!
仲村真貴子

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