合わせから得るもの

こんばんは。仲村真貴子です。

(…流行りの文句として)、令和初の本番は、なんと福岡。
滞在時間23時間の弾丸旅行から無事に帰京しました。

移動のハードな本番、知らない場所での本番は、いつになっても経験値が上がるような思いがします。予期せぬ再会も、嬉しい限り。ついでに、本番直前の移調も経験値アップ。

「フレーズをどうつなげるか」
「クライマックスまで、どうもっていくか」
「内声をどう歌わせるか」

これは、どちらかと言えばソロを弾く上で難しいこと、課題であることだと思うけど。
「歌曲を勉強すると、交響曲も、オペラも、ソナタもみんなわかるようになる」とアドバイスをもらったことがあって、こんなところでちょっと実感。見開き1ページの歌曲と、その合わせから、本当に得るものが多かった。「あぁー、このことを言ってるのね。」と。

ピアノのソロに関しては、一人だからいくらでも自分の好きにこだわればいいし、極端に言えば下手でも別に人には迷惑はかからない(笑)。その代わり、特に息の流れとか歌、テンポに関してはなかなか実感しにくくて、それを感覚的にわかるのが歌い手と一緒に演奏することなのかな…とも思う。人の足を引っ張りはしないか?と、時に秘かにビビりつつも、人から得られることは多いな、と。同時に、一緒にやるからには、いい意味で私も「何か」を与えることが出来ていたらいいな…とも思いつつ。

胃袋で博多を満喫して、空港で連休を実感して、身も心もちょっと満たされる瞬間。
空港で買った、「プロポリス マヌカハニーのど飴」という、歌い手的な物がちょいと活躍しそうなのは、飛行機のせい!ってことにしておく。(笑)

それでは、また!
仲村真貴子