やめること、捨てること

「断・捨・離」が苦手とか、片付けが苦手とか、すでに書いたような気がします。

続けるのは結構得意、でもやめること、変わることにはあまり強くないかもしれません。

…というか、やめることは「嫌い」。

出来ない自分が許せないから、あるいは自分が「やる」と決めたことを「やめる」のが、本当に「嫌い」。

例えば、申し込んだコンクールを棄権すること。棄権するくらいなら、無理してでも行った方がいい…というのが本心だったりする。これ、一度ドイツで本気で止められました。愛すべき我が師匠…だけでなく、歌科の教授からも。(笑)棄権したことより、もはや説教の方がインパクトが大きいけれど。

計画性がないとか、出来ない自分を責めたりとかもするのだけど…実は極端に無理をしようとするとき、微妙に体に不調があることが多い。咳が止まらない、とか、実は手の調子に不安がある、とか。無理をすれば出来なくはない、だから、予定を詰め込んで無理をしようとする…ある種の自傷行為な訳です。

年明けに香港に行ってから、何となくのほほん…と過ごしているうちに2月になり、カレンダーの余白恐怖症の私は、この先の予定が意外と大変なことに気付いてきました。量と質っていうのは難しい。それに、カレンダー通りにこなせるとは限らない、こなすことがいいとも限らない。

…そんな訳で。
やめたこと。ドイツ語の試験(笑)

状況的に、「あ、これヤバイ」と直感したのが昨日。
語学はやらないと忘れる、習得に時間がかかるというのは承知で、まぁ試験というのはテクニックみたいな部分もある。先送りの言い訳とか、逃した1点の大きさ…とか、いろいろ言いたいけど、取り敢えず10日間以内に必要…ではなさそう。10日間では出来なさそう…というのが結論。

「一度『やる』って言い出したことを、やめさせるのが本っっ当に大変」
これ、大学以降にお世話になった先生方が異口同音に言う言葉。本当に、国籍と専攻を問わず。(笑)そして、未だに変わらず。

でも私、本来結構のんびりしてるはずなんですよね…。おいしいお茶とか飲んでボーっとするの好きだし、南の島で海とか見ながらボーっとしたい…って、よく言ってるし。

…そんな訳で。
ナマケモノは素晴らしいですよ!!笑

仲村真貴子

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